【2026】映画『ストリート・キングダム』を見た60代の私が、1曲のラモーンズで人生を書き換えられたあの日 260401

2026/05/18

DJunji 自分史 大1息子くん

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 2026/04/01 水曜日

気温7.5度天気晴れ。 #音声入力日記


いつもとは全く異なる時間、異なる場所。今、北の大地の大都会のとある場所にいる。どうしても記憶に、記録に残したくて入力している。


●映画『ストリートキングダム』で涙をする。そしてエネルギーをもらう。





見たい映画を、ぽっかりと空いた時間に見られるチャンスがやってきた。いくつかトラブルを乗り越えて、ようやく映画館の座席についた。

ある程度の事前知識はあったが、内容に関してはあえて情報を入れすぎずに臨むことができた。


あの時代、まさに僕は運が良いことに生きていた。

ある日、ニューヨークで、ロンドンで、そして東京で。「既成概念をぶっ壊せ」というような狼煙、叫び声が上がっていた。

それを幸いなことに感じ取れる年齢、時代、感性を持っていた。

ラジオから流れた『電撃バップ』と、既成概念をぶっ壊す狼煙

ラジオから流れてきた一曲、ラモーンズの『電撃バップ(Blitzkrieg Bop)』。

曲名はよく分からなかったけれど、「RAMONES」というバンドの名前に痺れてしまった。音楽そのものより、バンド名に痺れた。

たしか中学2年、(1976年頃)部活でサッカー部のシュート練習をしながら、ずっと口の中で「ラモーンズ、ラモーンズ」と反芻していた。そんなことがあった。

少し後、イギリスからセックス・ピストルズが現れた。あの時の衝撃、それがまさに描かれていた。そんな映画。

そしてその衝動、興奮は、僕の高校3年間、浪人時代、その後の人生を大きく揺らし、シェイクし、ひっかき回して人生を書き換えてくれた。

友達のレコードを抱え、納品書を持って憧れのインディーズ店へ

そんな断片を一つ一つ思い起こさせてくれる映画、それが『ストリートキングダム』だった。

雑誌の切り抜きの文字を切り貼りしてフライヤーにしちゃえばいいじゃん。そんな感覚。それで十分じゃないかと思わせてくれる。

あの衝撃が、中学3年生から高校1年生の頃の自分に飛び込んできた。

僕は残念ながら楽器は持たなかったけれど、世の中はひっくり返り始めていたし、友達の多くもバンドを組んでいた。

友達のバンドを応援したり、レコードのジャケット写真を撮らせてもらったり、フライヤーを作ったり。

友達のバンドのレコードを抱えて、映画にも登場した有名なインディーズレコード屋に友人のバンドのレコードと納品書を持って行き、取り置きしてもらうなんてこともやった。

楽器が弾けない僕にとって、切り貼りでフライヤーを作り、街中のコピー機で印刷する。それだけで興奮できた時代だった。


そんな些細な興奮。「レコードは作ればいい。売れるところを探せばいい。持ち込めばいい。そして世の中に問えばいい」。

そんなことを何度も問い直してくれる。あの瞬間、自分が感じていた興奮を呼び覚ましてくれた。


もう一度見たほうがいいかもしれない。

あの時、自分の中に渦巻いていたものを呼び起こすために。

渋谷屋根裏近くの居酒屋で、トモロヲさんと同席したあの日の奇跡

スマホ1台あれば何でもできてしまう今、何でもできそうで何もやっていない。

今の自分への苛立ちに、大いなる刺激を与え、動かし、目を覚まさせてくれる。そんな熱い映画だった。


監督の田口トモロヲさんが、オープニングで例の『プロジェクトX』調の語り部として登場したのも、めちゃくちゃ嬉しかった。

一度だけ、友達のバンドの打ち上げで渋谷屋根裏近くの居酒屋で同席させてもらった記憶もある。

とにかく興奮して、結構涙も流してしまった。田口トモロヲ監督には本当に感謝。

次の世代に伝えたい大切なエッセンスが詰まった素晴らしい映画だった。


●高3息子くんから大学1年生の息子くんへ変わった日

新居で渦巻く大きな不安:心細さに震える背中を見つめて

息子くんが先月預けていた荷物をピックアップし、昨日、その荷物を新居に運び込んだ。

高3息子くんから、大学1年生の息子くんへと変わる夜を、一緒に迎えることができた。


彼の中でものすごい不安が渦巻き、心細い気持ちになっていたようだ。

そんな瞬間に付き添えたこと、寄り添えたことに感謝している。

どこか落ち着かない表情をしていたけれど、それはそれでとても大切なことだと

思う。

その不安を通過してこそ、新しい生活が始まるのだから。


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